「カフェインレス豆」でカビ毒不検出を達成できた理由

いつもありがとうございます! 
極上カビなしコーヒーです。

かねてより多くのお客様から「カフェインはないんですか?」「夜でも安心して飲めるクリーンなデカフェが欲しい」という大変多くのお問い合わせをいただいておりました。夕方以降の作業のお供に、体に優しい選択肢を求められている方が本当に増えているのだと、皆様の健康への高い意識を日々実感しています。

皆様の期待に応えるべく、私たちが裏側で進めていた大きなプロジェクトが、ついに実を結びました。この度、新しく仕入れたカフェインレス(デカフェまたはノンカフェイン)の生豆を政府認定の検査機関へ提出し、厳格な成分分析を行った結果、見事に【カビ毒不検出】という最高の結果を証明することができました。

今回は、なぜカフェインレスコーヒーにおいてカビ毒を排除することがこれほどまでに難しいのか、そして私がなぜこれまでその販売を躊躇していたのか、その流通の裏側と私たちのこだわりについて解説します。

私がこれまでカフェインレスの販売を躊躇していた理由

実は、お客様から「カフェインはないんですか?」と連日のようにお声をいただいていたにもかかわらず、私はこれまで「オーガニックでカフェインレス」な商品の展開をずっと躊躇していました。

なぜなら、この「オーガニック×デカフェ」という組み合わせこそが、コーヒー豆の流通において最もカビが発生しやすく、リスク管理が極めて困難な領域だからです。

オーガニックの生豆は、栽培から輸送、通関に至るまで、化学的な防腐剤や防カビ剤(ポストハーベスト農薬)の使用が一切認められていません。つまり、「カビを予防するための薬品」が使えない状態です。

これだけでもカビのリスクは高まりますが、さらにデカフェ豆は、焙煎する前の生の状態で「水に浸してカフェインを抽出・除去する」という特殊な工程を経ます。

一度水分をたっぷり含ませたデカフェ豆を、再び輸送に適した水分値(10〜12パーセント程度)まで均一に再乾燥させるには、極めて高度な技術とコストがかかります。大量生産の市場ではこの乾燥工程や、その後の数ヶ月に及ぶ海上輸送時の管理が甘くなりやすく、赤道を通過する際の大幅な温度変化によって、一般的な豆よりもはるかに簡単に有害なカビの温床になってしまうのです。

「体に優しいものを届けたいのに、薬品の代わりにカビ毒のリスクをお客様に渡すわけにはいかない」

この高いハードルを確実にクリアできる確証が持てるまで、私は安易に商品化へ踏み出すことができませんでした。

徹底的な手仕事と科学的データの融合

加工コーヒー生豆の脆弱性について カフェイン抽出処理を施した生豆は、細胞壁の緩和により周囲の湿気を吸収しやすい特性を持つ。流通・保管時に厳格な温度・湿度管理が行われない場合、オクラトキシンA等のカビ毒を産生する菌株が急速に増殖するリスクが指摘されている。 (欧州食品安全機関(EFSA)輸入食品のリスク評価データより)

このような高いハードルがあるからこそ、私たちは原料選びの段階から一切の妥協を排除しました。 化学薬品を一切使わず、山の天然水だけでカフェインを抜き取る安全な製法の豆を選び抜き、さらに職人の目と手による徹底的なハンドピックを重ねて、カビのリスクとなる欠点豆を極限まで削ぎ落としました。

そして最終的に、政府が認定する厳格な検査機関へロットを提出し、科学的な実証データとして「カビ毒不検出」のお墨付きをいただくに至ったのです。

まとめ:不要なノイズを忘れて、心からリラックスできる夜を

四毒(小麦・植物性油脂・乳製品・甘いもの)を抜いて体内の慢性炎症を抑えている健康意識の高い方や、もともと胃腸がデリケートな方にとって、デカフェに含まれる微量なカビ毒や残留農薬は、体調を大きく揺るがすノイズになります。

今回私たちが完成させたカフェインレスコーヒーは、そんな不要なリスクを徹底的に「引き算」した、これ以上ないほどクリーンな一杯です。

「カフェインはないの?」と待っていてくださった皆様へ、ようやく自信を持ってお届けできます。カフェインの刺激を抑えたい日中のリフレッシュにはもちろん、睡眠の質を極限まで高めたいお休み前のひとときにも、胃もたれや頭痛を心配することなく心から安心してお楽しみいただけます。

販売開始の具体的な日程につきましては、近日中に公式ラインやメルマガにて先行してお知らせいたします。

カビ毒というノイズを完全に忘れて、豆本来の深い甘みと豊かなコクだけが体に優しく染み渡る感覚を、ぜひ楽しみにしていてください。

参考文献・参考情報

  • 欧州食品安全機関(EFSA)「Scientific Opinion on Mycotoxins in Food and Chronic Exposure Risks」(食品中のマイコトキシンへの慢性曝露と生体反応に関する学術意見書)

  • 国際コーヒー機関(ICO)「Guidelines for the Prevention of Mould Formation in Coffee Trade」(コーヒー流通におけるカビ発生防止のための品質管理ガイドライン)


ここからは極上カビなしコーヒーのお話です