レギュラーコーヒーの40%からカビ毒を検出?厚生労働省の調査データと開封後の意外な落とし穴

カビなしコーヒーの店主亀井です。

1.はじめに

コーヒー好きにとって見過ごせない衝撃的なデータが、厚生労働省の研究報告書によって明らかになりました。私たちが日常的に飲んでいるレギュラーコーヒーの40%から、特定のカビ毒が検出されたという事実があります。

一方、調査で0%だったインスタントコーヒーなら安心かというと、実は「開封後」に特有のリスクが隠されています。カビ毒の実態と、最後まで安全に飲むための知識を解説します。

2. 厚生労働省の調査で判明した「レギュラーコーヒーとカビ毒」の実態

2020年度の「カビ毒の汚染実態調査(厚生労働科学研究費補助金)」では、市販のコーヒーについても厳しい検査が行われました。

その結果、レギュラーコーヒーから以下の数値が示されています。

  • 調査項目:BEA(ビューベリシン=マイコトキシン)という種類のカビ毒

  • レギュラーコーヒーの陽性率:40.0%

  • インスタントコーヒーの陽性率:0%

レギュラーコーヒーの10検体中4検体から検出されたという事実は、原料となる豆の段階での品質管理がいかに重要であるかを物語っています。

3. 注意!インスタントコーヒーは「開封後」が危ない

調査データで「陽性率0%」だったインスタントコーヒーですが、これはあくまで「未開封の製品状態」での話です。実は、インスタントコーヒーには開封後に特有のリスクがあります。

インスタントコーヒーは水に溶けやすくするために多孔質(細かい穴が空いた状態)になっており、非常に吸湿性が高いのが特徴です。

  • 濡れたスプーンの使用

  • 蓋の閉め忘れ

  • 温度変化による結露

これらの要因で湿気を含むと、瓶の中でカビが繁殖する原因になります。たとえ製造時にカビ毒がなくても、家庭での保管状況によっては後からカビのリスクにさらされる可能性があるのです。

4. カビ毒のリスクを最小限に抑える「コーヒーの選び方と保存術」

毎日飲むコーヒーの安全を守るために、以下のポイントを意識しましょう。

  • レギュラーコーヒー:原料豆の段階でカビ毒検査や厳格なクオリティコントロールを行っている信頼できるショップから購入する。

  • インスタントコーヒー:開封後は湿気を徹底的に遮断し、なるべく早く飲み切る。冷蔵庫からの出し入れによる結露にも注意が必要。

5. まとめ

今回の公的な調査データは、レギュラーコーヒーにおける品質管理の難しさを浮き彫りにしました。同時に、インスタントであっても開封後の扱い次第ではリスクが生まれます。

「カビのないコーヒー」を選ぶ目を持つこと、そして手元に届いた後の保存に気を配ること。この両輪が、健康的なコーヒーライフには欠かせません。


ここからは極上カビなしコーヒーのお話です