【コーヒーの起源物語】砂漠で追放された修道僧を救った奇跡の赤い実
こんにちは!
極上カビなしコーヒー事務局です。
今や世界中で愛されているコーヒー。私たちは何気なく毎日飲んでいますが、一体どのようなきっかけで、この飲み物が誕生したかご存知ですか?
コーヒーの誕生については、ロマンあふれる2つの有名な伝説があります。
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「ハジ・オマール伝説」
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「カルディ伝説」
今日と明日の2回に分けて、そのコーヒーの起源の物語をお届けします。どうぞ、お手元のカビなしコーヒーを飲みながら、お楽しみください。
今日の物語:「ハジ・オマール伝説」
舞台は中東、イエメンの港町モカ。ハジ・オマールという修道僧がいました。
ある事件で人々の反感を買い、オマールは水しか持てない状態でモカの町から過酷な砂漠へ追放されてしまいます。
食料が見つからず、空腹に苦しむオマールは、砂漠で赤く実った果実を発見しました。
飛びつくように食べましたが、その実は苦くて食べられません。苦味を取ろうと火で炙ると、硬くなり余計に食べられなくなってしまいました。
オマールは、硬くなった実を柔らかくしようと煮てみましたが、実が固いままで、水が茶色く濁るだけでした。
空腹に耐えかねたオマールは、せめてもの栄養分だけでも、とその濁った水を飲んでみると…
気分が爽やかになり、体力がみるみるうちに回復したのです。
数日後、追放した人々は砂漠で餓死しているはずのオマールが生きていることに驚愕します。その後、オマールを救った「濁った水」こそがコーヒーであることが分かり、モカの町で流行したと伝えられています。
オマール伝説、いかがでしたでしょうか?
引き続きブログをお楽しみに!