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極上カビなしコーヒー事務局です。

コーヒー抽出器具の中で、おそらく最も多くのご家庭で使われているのがペーパードリッパーでしょう。

ドリッパーにセットしたペーパーフィルターがコーヒーの油分（コーヒーオイル）を適度に吸い取るため、雑味のないスッキリとしたクリアな味わいが抽出できるのが特徴です。

今回は、この奥深い抽出方法の基本となる「黄金レシピ」をご案内します。

 

ペーパードリップの基本レシピ（マグカップ1杯分）

 

このレシピは、当店のカビなしコーヒーを最大限に美味しく楽しむための基本です。

 

【準備するもの】

 

• 豆：15g（中挽き）

• お湯：適量（抽出温度は89℃）

• 道具：ドリッパー、ペーパーフィルター、計り（必須）、タイマー、温度計

 

【抽出前の準備】

 

1. 沸騰したお湯に温度計をセットし、**89℃**になるまで待ちます。

2. ペーパーフィルターを折り、ドリッパーにセットします。

3. ペーパー全体を少量のお湯で濡らし、すぐにお湯を捨てます。※ペーパー臭を取り、ドリッパーを温める大切な工程です。

4. 豆をドリッパーに入れ、軽く揺らして表面を平らにならします。

 

【お湯の注ぎ方と時間】

 

投目	注ぐお湯の量	累計お湯の量	注ぐ時間	抽出時間の目安	ポイント
1投目（蒸らし）	30g	30g	10秒程度	0:00 〜 0:40	全量30gを注いだら、40秒間しっかり蒸らします。（タイマーを0:40で待機）
2投目	70g	100g	30秒	0:40 〜 1:10	ゆっくりと円を描くように注ぎます。
インターバル	-	-	5秒	1:10 〜 1:15	一度注ぐのを止め、お湯が落ちるのを待ちます。
3投目	60g	160g	30秒	1:15 〜 1:45
インターバル	-	-	5秒	1:45 〜 1:50
4投目（最終）	60g	220g	30秒	1:50 〜 2:20
完成	-	-	-	2:30	最終的に200g抽出できていれば成功です。

 

奥深い抽出の世界へ

 

このレシピ通りに淹れるだけでも、香り高い美味しいコーヒーが作れます。

しかし、コーヒーの味は、豆の種類やお好みの味に合わせて、以下のような要素を変えるだけで大きく変化します。

• 豆の挽き目

• お湯の温度

• 注ぐスピードと回数

これらの要素がコーヒーの味にどう影響するかについては、改めて詳しくご案内します。

この黄金レシピで、ぜひ日々のコーヒーライフを豊かにしてください。最後までお読みいただきありがとうございました！